工事業者と賢く付き合う

工事中の無理難題は慎む

契約までに日数をかけて決めた内容を、仕事が始まってから、次々と変更する施主もごくたまにいます。
こんな人がいました。
「チラシを見たら出窓の値段が40%オフになっている。同じ値段にしてもらえないなら、このチラシの業者から買いたいのだが」というのです。
施工会社は、「私どもの出窓の値段は、ガラス・網戸・組立・運搬費も含まれています。
チラシの業者に工事費が入っているか聞いてください」と答えたところ、チラシ業者の返事はもちろんノーでした。

その数日後、今度は「木製フローリングの坪単価が2万円ということだが、ホームセンターで坪7000円で売っているのを見つけた。それを私が買ってくるので、取り付けてくれないか」というのです。
施工会社の答えは、「ホームセンターにある商品は知っていますが、どこのメーカーのものかわかりません。もし私どもで取り付けて、フローリングに段差が出て、女性のストッキングが破れたり、お年寄りがつまずいて転んでも責任が持てません」というものでした。
それでも施主は納得できず、工事を何日も中断しました。
他の工務店やホームセンターに行き、やっと納得すると「すみません。工事を進めてください」こんな調子では良い仕事ができるわけがありません。
業者が約束と違う工事をしているなら遠慮なく口を出す必要がありますが、少しでも安くあげたいからとばかりに難題を持ちかける施主は困りものです。
何度も打ち合わせし、契約を交わした以上、工事が進行してからの変更は施主の負担になるということも理解してください。

職人へのお茶出しのコツ

職人に気持ちよく仕事をしてもらうためには、お茶出しをどうしたらいいか頭を痛める方もいます。
しかし、午前日時と午後3時にお茶を出したのは昔のことです。
今は共働きの家庭も多く、全くお茶なしということもあります。
職人としては自分のペースで、少しでも早く仕事歩進めたいと考えています。
ですから、お茶の用意は、職人が自由に飲めるように、夏場はポットに氷を入れた麦茶、冬場はポットにお湯と茶葉の入った急須を用意し、職人の数だけのコップか茶碗とともに出しておくといいでしょう。

または、職人の飲料代をまとめて親方か責任者にわたすのも手です。
1日につき午前と午後の2回、職人1人につき1日当たり200円くらいで計算するといいでしょう。