手抜き工事をさせない為にには
数量が変化する場合は理由を確認
もちろん、契約時の数量を杓子定規に守ればそれでいいというわけでもありません。 たとえば、外装や屋根を塗装する場合、古い家ほど十分な量の材料を使う必要があります。 壁も木部も屋根材も、まず表面の汚れを落としてから下地材(シーラー)を塗り、その後、仕上げ塗料を塗りますが、年数が経過した家は、下地材や仕上げ塗料の吸い込みが激しく、通常の2倍必要になるときもあります。 シーラーや仕上げ塗料の量が十分でないと、せっかくの塗装が長持ちしません。 一般的な延床面積100㎡の家の壁を塗装する場合、平均的な壁面積は約140~150㎡で、シーラー は1.5缶、仕上げの弾性塗料は約6缶で実際に工事をしてみて、吸い込みが激しければ、使用量を増やすことも考えるべきです。 通常の2倍の量を使っても、費用は20%のアップで耐久性はずいぶん伸びます。 良心的な業者と信頼関係ができると、そういう提案もしてくれるのです。
手抜きは施主の無関心も一因
リフォーム業者のなかには、意図的に手抜き工事をして利益を上げようとする業者もいないわけではありません。 手抜き工事を見抜くのは難しいものですが、誰でも簡単に防げる方法をお教えしましょう。 その方法とは、リフォームで使用する材料などの種類と使用数量についてきちんと確認をとることです。 最初に、どのメーカーのなんという商品をどれくらいの数量、使、つのか業者に質問します。 それを契約書などに詳しく記入してもらい、さらに工事現場で施主がチェックすることも契約書に盛り込んでもらうのです。 手抜きをする業者というのは、基本的に施主をなめています。 何も知らないだろう、分からないだろうと思うから、手を抜くのです。 工事内容に無関心な施主の態度も、その一因です。 逆に、工事のことをそれなりに知っていて、うるさそうな施主だということを示すだけで、かなりの抑止効果が期待できます。 もし、こうした契約書の記載や現場でのチェックを拒否するような業者であれば、当初から手抜きを想定して見積価格を出しています から要注意です。 また、「自社製品」という表示には編されないようにしましょう。 一般より高い価格表を業者が独自につくっている場合があります。 専門用語で説明され、理解できない、納得できないようなときは、契約を保留、または断る勇気も必要です。